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公共施設の止水板設置事例|江戸川区・間口3.8m

クライアント名某公共施設 様
所在地東京都江戸川区
施工期間2日
箇所数1 箇所
設置場所公共施設
間口380cm
高さ55cm
費用目安お問い合わせください
施工者三恵工業

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設置導入の背景

今回のクライアント様(東京都江戸川区の某公共施設様)が立地する江戸川区は、荒川・江戸川・東京湾に囲まれ、行政の公式資料でも区の陸域の約7割が満潮時の水面より低い「海抜ゼロメートル地帯」とされる、全国でも屈指の浸水リスク地域です。大雨や台風がなくても土地が河川の水位より低いため、内水氾濫や高潮への備えが欠かせません。公共施設は不特定多数の方が日常的に利用し、災害時には地域の拠点にもなり得るため、浸水による機能停止は避ける必要があります。そこで、平常時の出入りを妨げず、必要なときだけ確実に水を止められる着脱式止水板「水用心」をご提案しました。

店舗の浸水対策に止水板の設置をご検討の方はこちらのサービスページをご覧ください

Before construction

施工前の状態

施工前の出入り口は、間口約380cmの開けたエントランスで、屋外の地面と施設側の床面がほぼ同じ高さでつながっていました。止水設備は設けられておらず、まとまった雨で敷地側に水がたまると、そのまま室内へ流れ込む恐れがありました。特に江戸川区のようなゼロメートル地帯では、いったん浸水すると自然には水が引きにくく、被害が長引きやすい傾向があります。加えて公共施設は来場者の安全確保と施設機能の維持という二つの責任があるため、間口380cmという広い開口部全体を、通行性を保ちながらすき間なくカバーできる止水対策が求められる状況でした。

Before construction

施工内容

間口380cm・高さ55cmに合わせ、アルミ製の着脱式止水板「水用心」を設置しました。3.8mの広い開口部を1枚の板で支えるのは難しいため、途中に中間支柱を設け、パネルを分割して支える構造としています。支柱は床にベースプレートで固定し、水圧を受けても倒れないよう安定性を確保しました。パネルは差し込むだけで立ち上げられ、平常時は取り外して保管できるため、施設利用者の通行や外観を妨げません。今回は施工者を弊社(三恵工業)が担当し、公共施設として利用者の安全に配慮しながら、採寸から設置までを2日かけて丁寧に仕上げました。

manager

現場施工管理者からのコメント

浸水対策専門家(一級建築施工管理技士:監理技術者)
酒井啓且

江戸川区は区の約7割がゼロメートル地帯という、水害への備えが特に重要な地域です。今回は公共施設で不特定多数の方が利用されるため、確実な止水性能に加えて、日常の通行を妨げない使いやすさを重視しました。間口3.8mと広いため、中間支柱を入れてパネルを分割し、床にしっかり固定することで、水圧に耐える安定した構造としています。公共施設という性質上、安全面への配慮と丁寧な納まりを優先し、施工には2日をかけました。「いざという時に、誰でも確実に設置して水を止められること」を第一に考えています。地域の浸水対策も、お気軽に三恵工業へご相談ください。