近年、日本各地でゲリラ豪雨や台風による浸水被害が増加しています。
気象庁のデータによると、1時間あたり50ミリ以上の降水量を記録する大雨の発生回数は、30年前と比べておよそ1.4倍に増えています。
こうした状況のなか、住宅や店舗、工場などを水害から守る浸水対策として注目を集めているのが止水板です。
しかし、いざ止水板を導入しようと調べてみると、種類の多さに驚かれる方も少なくありません。
固定式、脱着式、起伏式、スライド式など、さまざまなタイプがあり、それぞれ特徴やメリット・デメリットが異なります。
「どの種類を選べばいいのかわからない」「自分の建物にはどのタイプが適しているのか判断できない」といった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、止水板の基本的な仕組みから7つの主要タイプの特徴、選び方のポイント、おすすめメーカーまで徹底的に解説します。
これから浸水対策を検討している方はもちろん、すでに止水板の導入を決めている方にも役立つ情報をお届けしますので、ぜひ最後までお読みください。
止水板とは?基本的な仕組みと構造

止水板は、建物の出入口やシャッター前などに設置して、浸水被害を防ぐための防災設備です。
防水板や防潮板とも呼ばれ、台風や豪雨による内水氾濫から大切な資産を守る役割を果たします。
土のうに代わる浸水対策として、近年では一般住宅から商業施設、工場まで幅広い建物で導入が進んでいます。
このセクションでは、止水板がどのような仕組みで水を防いでいるのか、その原理と構造について詳しく解説していきます。
止水板が水をせき止める原理

止水板が水をせき止める基本原理は、物理的な遮断と密閉性の確保にあります。
建物の開口部に止水板を設置することで、外部から侵入しようとする水の流路を物理的にふさぎます。
このとき重要になるのが、止水板と建物との間にすき間をつくらないことです。
水は静止している状態でも、水深に応じた圧力(水圧)がかかります。
水深が10センチメートル増えるごとに、1平方メートルあたり約100キログラムの力が加わる計算になります。
たとえば水深50センチメートルの場合、止水板には1平方メートルあたり約500キログラムもの力がかかるのです。
止水板は、この大きな水圧を本体パネルの剛性と支柱の強度で受け止めます。
同時に、ゴムパッキンなどのシール材によって止水板と床面・壁面のすき間を密閉し、水の浸入経路を断ちます。
つまり、止水板は遮断と密閉という2つの機能を組み合わせることで、効果的に浸水を防いでいるのです。
ただし、止水板は完全に水を止めるものではありません。
製品によって定められた漏水量の範囲内で、わずかな水が浸入する可能性があることは理解しておく必要があります。
主要な部材とその役割
止水板は複数の部材から構成されており、それぞれが重要な役割を担っています。
各部材の機能を理解することで、製品選びの際にも役立ちます。
以下の表は、止水板を構成する主要部材とその役割をまとめたものです。
| 部材名 | 役割 | 素材例 |
|---|---|---|
| 本体パネル | 水圧を受け止め、物理的に水をせき止める | アルミニウム、スチール、樹脂 |
| 枠(ガイドレール) | 止水板の設置位置を保持し、水平方向の水圧を建物構造に伝える | アルミニウム、ステンレス |
| 支柱・補強リブ | 水圧によるパネルのたわみを防ぎ、強度を高める | アルミニウム、スチール |
| ゴムパッキン | 止水板と床面・壁面のすき間を密着させ、水の浸入を防ぐ | EPDMゴム発泡体 |
| 固定金具 | 止水板を枠や床にしっかり固定し、密閉性を確保する | ステンレス、スチール |
| 底部シールプレート | 床面とのすき間をふさぎ、凹凸部分にも密着する | ゴム、樹脂 |
| 取っ手・ハンドル | 設置・撤去時の作業を容易にする | アルミニウム、樹脂 |
本体パネルは止水板の中心となる部材で、押し寄せる水を直接受け止めます。
素材にはアルミニウムが多く採用されており、軽量でありながら十分な強度を確保できるのが特徴です。
スチール製は強度面で優れていますが、重量があるため設置時の作業負担が大きくなります。
樹脂製は最も軽量ですが、高い水圧には対応しにくいというデメリットがあります。
枠やガイドレールは、止水板を正しい位置に固定するための重要な部材です。
事前に建物の開口部に取りつけておき、浸水が予想される際に止水板を差し込んで使用します。
ゴムパッキンは止水性能を大きく左右する部材といえます。
パッキンの品質が低かったり劣化していたりすると、すき間から水が浸入してしまいます。
定期的な点検と必要に応じた交換が欠かせません。
水圧に耐えるための設計ポイント

止水板が長時間にわたって水圧に耐えるためには、計算された強度設計が必要です。
製品を選ぶ際には、どのような設計がなされているかを確認することが重要になります。
止水板の耐圧設計において、まず考慮されるのが想定水深です。
水深が深くなるほど止水板にかかる圧力は増大するため、設置場所のハザードマップなどを参考に、想定される最大水深を把握しておく必要があります。
多くの製品は高さ50センチメートルから1メートル程度の浸水に対応していますが、なかには2メートル以上の高水位に対応できる製品もあります。
止水板の構造設計は、主に3つの段階で水圧を分散・吸収する仕組みになっています。
1つ目は、本体パネルが受ける面外曲げ強度です。
パネル自体が水圧によってたわまないよう、十分な厚みと剛性が確保されています。
中空構造のアルミパネルを採用している製品は、軽量性と強度を両立させています。
2つ目は、枠やガイドレールが建物構造へ力を伝達する役割です。
止水板にかかった水圧は、枠を通じて壁面や床面に分散されます。
3つ目は、固定金具による位置の固定とパッキンの圧縮です。
止水板がずれたり浮き上がったりしないよう、しっかりと固定することで密閉性を維持します。
長時間の水圧に耐えるためには、これらの設計要素がバランスよく組み合わされていることが大切です。
製品によっては、水が止水板の中空部分に入り込む構造を採用し、浮力を打ち消す工夫がされているものもあります。
設計・施工・維持管理が適切におこなわれていれば、数時間から数日間の連続した浸水にも対応できます。
止水板の種類を7タイプ別に解説

止水板にはさまざまな種類があり、設置方法や使用場面によって大きく分類されます。
国土交通省の資料では、浸水防止用設備は10種類以上に分類されていますが、一般的に止水板と呼ばれるものは主に7つのタイプに分けられます。
それぞれのタイプには固有の特徴があり、設置場所や用途に応じて最適なものを選ぶ必要があります。
ここでは、7つの止水板タイプについて、特徴やメリット・デメリット、適した設置場所を詳しく解説していきます。
固定式(据え付け型)
固定式止水板は、建物の特定の位置に常時設置されているタイプの止水板です。
あらかじめ設置場所に固定されているため、緊急時でも設置作業の手間がかからないのが大きな特徴です。
特徴とメリット・デメリット
固定式止水板は、水害リスクが高い場所に常に備え付けておくタイプです。
建物と一体化した設計がなされているため、止水性能が高く、確実に水をせき止められます。
以下の表に、固定式止水板のメリットとデメリットをまとめました。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 常時設置のため緊急時の対応が迅速 | 設置位置を変更できない |
| 建物との一体設計で高い止水性能 | 初期の設置工事が大がかり |
| 設置忘れや設置ミスの心配がない | 導入コストが比較的高い |
| 長期間安定した性能を発揮 | 通行の妨げになる場合がある |
固定式の最大のメリットは、浸水が予想される際に慌てて設置する必要がないことです。
すでに設置されているため、避難や他の対策に時間を使えます。
また、建物の構造に合わせて設計・施工されるため、すき間からの漏水リスクを最小限に抑えられます。
一方で、一度設置すると移動や撤去が難しいというデメリットがあります。
建物のレイアウト変更や用途変更があった場合、対応が困難になることも考えられます。
導入時には、将来的な建物の使い方も含めて検討することが大切です。
適した設置場所
固定式止水板は、以下のような場所への設置が適しています。
- 水害リスクが高く、定期的に浸水が予想される地域の建物
- 地下施設や半地下の出入口
- 重要な設備がある部屋の入口
- 避難経路となる通路
- 常に人員を配置できない無人施設
特に、過去に浸水被害を受けた経験がある建物や、ハザードマップで浸水想定区域に指定されている場所には、固定式の導入を検討する価値があります。
電気設備室やサーバールームなど、浸水によって甚大な被害が生じる可能性がある場所にも適しています。
脱着式
脱着式止水板は、普段は別の場所に保管しておき、必要なときに取りつけて使用するタイプです。
現在、最も多く普及している止水板のタイプといえます。
特徴とメリット・デメリット
脱着式止水板は、事前に設置したガイドレールや支柱にパネルを差し込んで固定する仕組みです。
アルミニウムなどの軽量金属で製造されていることが多く、比較的扱いやすいのが特徴です。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 軽量で持ち運びやすい | ガイドレールや支柱の事前設置工事が必要 |
| 高い止水性能を確保できる | 設置に一定の時間がかかる |
| 高さ2メートル以上の浸水にも対応可能な製品あり | ウォール型と比べて費用がかかる場合も |
| 多様な間口サイズに対応できる | 保管場所の確保が必要 |
| 複数枚を連結して広い間口にも設置可能 | 設置訓練が必要 |
脱着式のメリットは、柔軟性と止水性能のバランスが取れている点です。
普段は保管しておけるため、日常の通行や業務に支障をきたしません。
また、設置場所の間口に合わせてオーダーメイドで製作できる製品が多く、さまざまな建物に対応できます。
デメリットとしては、浸水が予想される際に設置作業が必要なことが挙げられます。
設置に時間がかかると、避難が遅れたり、設置が間に合わなかったりするリスクがあります。
定期的な設置訓練をおこない、スムーズに設置できるよう準備しておくことが重要です。
適した設置場所
脱着式止水板は、以下のような場所への設置がおすすめです。
- 一般住宅の玄関
- 店舗の出入口
- オフィスビルのエントランス
- 工場や倉庫の搬入口
- 地下駐車場の出入口
- マンションの共用部入口
脱着式は汎用性が高いため、幅広い用途に対応できます。
特に、日常的には通行に支障がないようにしておきたい場所に適しています。
パネルを2段に重ねたり、複数枚を連結したりすることで、高さや幅のある開口部にも対応可能です。
起伏式(フロート式・自動昇降式)
起伏式止水板は、あらかじめ床面などに埋め込んでおき、必要なときに起立させて使用するタイプです。
水の浮力を利用して自動的に起立するフロート式や、電動で昇降する自動昇降式があります。
特徴とメリット・デメリット
起伏式止水板の最大の特徴は、浸水時に自動または半自動で起立する仕組みです。
フロート式の場合、水位が上昇すると浮力によって止水板が自然に起き上がります。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 浸水時の設置作業が不要または最小限 | 設置には大がかりな工事が必要 |
| 人手を介さず自動で対応できる | 導入コストが高い |
| 高い止水性能を発揮 | 定期的なメンテナンスが必要 |
| 高浸水想定にも対応可能 | 設置できる場所に制約がある |
| 普段は床面とフラットで通行に支障なし | 電動式は停電時に作動しない場合も |
起伏式のメリットは、人がいなくても浸水に対応できることです。
夜間や休日など、無人の時間帯に浸水が発生した場合でも、自動的に止水板が機能します。
また、通常時は床面に収納されているため、見た目もすっきりして通行の妨げになりません。
一方で、導入には床面の掘り下げなど大規模な工事が必要となります。
費用も他のタイプと比べて高額になる傾向があり、個人住宅よりも商業施設や公共施設での採用が多くなっています。
また、正常に動作するよう定期的な点検とメンテナンスが欠かせません。
適した設置場所
起伏式止水板は、以下のような場所への設置が適しています。
- 大型商業施設のエントランス
- 地下鉄駅の出入口
- 地下街への階段
- エレベーターの入口
- 地下駐車場のスロープ
- 公共施設の玄関
特に、通行量が多く止水板を常設できない場所や、迅速な対応が求められる場所に適しています。
無人で運用される施設や、夜間の浸水リスクが高い場所にもおすすめです。
スライド式
スライド式止水板は、引き戸のようにパネルをスライドさせて設置するタイプです。
通常時は戸袋に収納されており、必要なときに引き出して使用します。
特徴とメリット・デメリット
スライド式止水板は、操作が簡単で素早く設置できるのが特徴です。
引き戸を閉めるような感覚で止水板を引き出すだけなので、特別な技術は必要ありません。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 操作が簡単でスピーディーに設置可能 | 戸袋を設置するスペースが必要 |
| 保管場所が不要(戸袋に収納) | 間口の両端に戸袋のスペースが必要 |
| 間口の広い場所にも対応しやすい | 設置工事費用がかかる |
| 設置ミスのリスクが低い | 戸袋部分のメンテナンスが必要 |
スライド式のメリットは、設置の手軽さと確実性です。
パネルを所定の位置まで引き出すだけなので、複雑な手順を覚える必要がありません。
緊急時でも落ち着いて設置できるのは大きな利点といえます。
また、戸袋に収納されているため、別途保管場所を用意する必要がありません。
デメリットとしては、戸袋を設置するためのスペースが必要なことが挙げられます。
開口部の両側に十分なスペースがない場合は、設置が難しくなります。
また、レールや戸袋部分に異物が詰まると動作に支障をきたすため、定期的な清掃が必要です。
適した設置場所
スライド式止水板は、以下のような場所への設置がおすすめです。
- 大型ビルのエントランス
- 商業施設の出入口
- 駅の改札口周辺
- 地下街への入口
- 間口の広い工場の出入口
特に、間口が広く、迅速な設置が求められる場所に適しています。
多くの人が利用する施設で、避難の妨げにならないよう素早く設置したい場合にもおすすめです。
スイング式
スイング式止水板は、蝶番(ちょうつがい)を支点としてパネルが揺れ動くことで、収納と設置を切り替えるタイプです。
扉を開閉するような感覚で操作できます。
特徴とメリット・デメリット
スイング式止水板は、設置場所に固定された状態で収納・展開ができる仕組みです。
床面に平行に収納しておき、必要なときに起こして壁面に固定します。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 保管場所が不要 | 設置できる場所に制約がある |
| 瞬時に設置できる | 収納時に床面のスペースを取る |
| 操作が簡単 | 間口のサイズによっては複数枚が必要 |
| 2段重ねにして高さを出せる製品もある | 床面の平坦さが求められる |
スイング式のメリットは、保管場所が不要で瞬時に設置できることです。
すでに設置場所に固定されているため、収納場所から運び出す手間がありません。
緊急時でもすぐに対応できるのは大きなメリットといえます。
デメリットとしては、設置場所に一定の制約があることが挙げられます。
収納時にはパネルが床面に平行になるため、その分のスペースが必要です。
また、床面に凹凸があると収納状態が不安定になったり、密閉性が低下したりする可能性があります。
適した設置場所
スイング式止水板は、以下のような場所への設置が適しています。
- 一般住宅の玄関
- 店舗の裏口
- 地下階段の入口
- 敷地の入口(門扉部分)
- 勝手口
特に、素早い設置が求められる場所や、保管スペースの確保が難しい場所に適しています。
日常的に通行する場所で、いざというときにすぐ設置したい場合におすすめです。
シャッター式
シャッター式止水板は、通常のシャッターのように巻き上げ式の構造を持つタイプです。
高い水位にも対応でき、店舗や工場などで多く採用されています。
特徴とメリット・デメリット
シャッター式止水板は、通常のシャッターと同様に、上部のボックスから降ろして使用します。
防水性能を持たせた特殊なシャッターで、通常の開閉シャッターとしても使える製品があります。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 高水位にも対応可能 | 導入コストが高い |
| 通常のシャッターと兼用できる製品あり | 電動の場合は停電時に手動操作が必要 |
| 広い間口にも対応しやすい | 定期的なメンテナンスが必要 |
| 設置・撤去が比較的容易 | 構造が複雑で修理費用がかかる場合も |
シャッター式のメリットは、高い浸水想定にも対応できることです。
他のタイプの止水板では高さ1メートル程度までの製品が多いなか、シャッター式は2メートル以上の水深にも対応可能な製品があります。
また、通常のシャッターとして防犯目的でも使用できる製品もあり、一石二鳥の効果が期待できます。
デメリットとしては、導入コストが高いことが挙げられます。
構造が複雑なため、故障した際の修理費用も他のタイプより高くなる傾向があります。
電動式の場合は、停電時の対応方法を事前に確認しておく必要があります。
適した設置場所
シャッター式止水板は、以下のような場所への設置がおすすめです。
- 商業施設の店舗入口
- 工場・倉庫のシャッター部分
- オフィスビルの駐車場入口
- 公共施設の出入口
- 地下施設のスロープ
特に、広い間口で高い止水性能が求められる場所に適しています。
すでにシャッターが設置されている場所では、止水機能付きシャッターへの交換を検討するのも一つの方法です。
シート式
シート式止水板は、防水素材のシートを使用して浸水を防ぐタイプです。
止水シートや防水シートとも呼ばれ、軽量で収納しやすいのが特徴です。
特徴とメリット・デメリット
シート式止水板は、特殊な素材で作られたシートを開口部に張って水を防ぎます。
一見すると薄くて頼りなく見えますが、水圧に耐えられる素材で製造されています。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 非常に軽量で持ち運びやすい | 設置に複数人が必要な場合がある |
| 収納スペースを取らない | 高水位への対応が難しい製品も |
| 比較的安価な製品が多い | 耐久性が他のタイプより低い場合も |
| 設置場所の制約が少ない | 強風時の設置が難しい |
シート式のメリットは、軽量でコンパクトに収納できることです。
保管場所に困ることが少なく、持ち運びも容易なため、複数箇所に備えておくことができます。
他のタイプと比べて価格が安い製品が多いのも魅力です。
デメリットとしては、設置に手間がかかる製品があることが挙げられます。
シートをピンと張って固定するために、複数人での作業が必要な場合があります。
また、強風時にはシートがあおられて設置が困難になることも考えられます。
適した設置場所
シート式止水板は、以下のような場所への設置が適しています。
- 一般住宅の玄関や勝手口
- 小規模店舗の出入口
- 地下階段の出入口
- 駐車場の出入口
- 予備の浸水対策として複数箇所
特に、コストを抑えながら浸水対策をしたい場合や、補助的な止水手段として用意しておきたい場合に適しています。
他のタイプの止水板と組み合わせて使用するのも効果的です。
止水板と他の浸水対策グッズとの違い

浸水対策には止水板以外にもさまざまな方法があります。
代表的なものとして、土のうや水のうがありますが、止水板とはどのような違いがあるのでしょうか。
このセクションでは、他の浸水対策グッズと比較しながら、止水板が選ばれる理由について解説します。
土のう・水のうとの比較

土のうと水のうは、古くから使われてきた浸水対策グッズです。
それぞれの特徴を止水板と比較してみましょう。
| 項目 | 土のう | 水のう | 止水板 |
|---|---|---|---|
| 重量 | 非常に重い(1袋20〜30キログラム) | 重い(水を入れた状態) | 軽い(アルミ製で数キログラム〜) |
| 設置の手間 | 多数を積み上げる必要あり | 袋に水を入れる作業が必要 | 簡単(1分程度で設置可能な製品も) |
| 止水性能 | 限界あり(すき間から浸水) | 限界あり(すき間から浸水) | 高い(土のうの約100倍の製品も) |
| 保管 | 場所を取る・土砂の管理が必要 | 袋のみなのでコンパクト | 製品によるがコンパクト |
| 繰り返し使用 | 使用後は廃棄が多い | 水を抜けば再利用可能 | 長期間繰り返し使用可能 |
| コスト | 安価(袋と土砂) | 安価(袋のみ) | 初期費用は高め |
土のうは袋に土砂を詰めたもので、浸水対策として最も一般的に知られています。
材料が身近にあるため手軽に用意できますが、1袋あたり20〜30キログラムと非常に重く、運搬には大きな労力が必要です。
また、効果的に止水するには多数の土のうを隙間なく積み上げる必要があり、準備に時間がかかります。
水のうは袋に水を入れて使用するもので、土のうよりも準備が簡単です。
ポリ袋などを使えば自作することもでき、トイレやお風呂場からの逆流防止にも使用されます。
ただし、水を入れた状態では重くなるため、移動には手間がかかります。
止水板は、これらと比較して軽量で設置が簡単という大きなメリットがあります。
アルミ製の止水板であれば、幅2メートル、高さ55センチメートルのサイズでも約14キログラム程度です。
1人で持ち運びでき、設置も1分程度で完了する製品もあります。
止水板が選ばれる理由

土のうや水のうに代わって止水板が選ばれるようになった背景には、いくつかの理由があります。
まず挙げられるのが、圧倒的な止水性能の違いです。
土のうは積み上げても袋同士のすき間から水が浸入してしまいます。
一方、止水板はゴムパッキンなどで密閉性を確保しており、製品によっては土のうの約100倍の止水性能を発揮します。
次に、設置のスピードと確実性があります。
土のうを効果的に設置するには相当な時間と労力が必要ですが、止水板なら短時間で確実に設置できます。
突然の豪雨など、急な対応が求められる場面でも、止水板であれば対応しやすいのです。
保管のしやすさも重要なポイントです。
土のうは使用後の処分が問題になることが多く、保管しておくにも場所を取ります。
止水板はコンパクトに保管でき、繰り返し使用できるため、長期的に見るとコストパフォーマンスにも優れています。
さらに、高齢者や女性でも扱いやすいという点も見逃せません。
土のうの運搬は体力的な負担が大きく、誰でも設置できるとは限りません。
軽量な止水板であれば、力に自信がない方でも設置可能です。
以下に、止水板が選ばれる主な理由をまとめます。
- 土のうの約100倍という高い止水性能
- 1分程度で設置できる手軽さ
- 軽量で持ち運びやすい
- コンパクトに保管できる
- 繰り返し使用できる長期的なコストパフォーマンス
- 高齢者や女性でも扱える操作性
これらの理由から、近年は企業だけでなく一般住宅でも止水板の導入が進んでいます。
止水板の選び方|4つのチェックポイント

止水板にはさまざまな種類やメーカーがあり、どれを選べばよいか迷う方も多いでしょう。
「とりあえず設置すれば安心」と考えるのは危険です。
設置場所や用途に合った製品を選ばなければ、期待した効果を得られない可能性があります。
ここでは、止水板を選ぶ際にチェックすべき4つのポイントを詳しく解説します。
設置場所と開口部のサイズ
止水板選びで最初に確認すべきなのが、設置場所と開口部のサイズです。
設置場所に合わないサイズの止水板を選んでしまうと、十分な止水性能を発揮できません。
まず確認すべきは、設置予定箇所の間口(幅)と、想定される浸水の高さです。
たとえば、洪水対策で高さ2メートルの浸水を想定している場合、最大高さ1メートルの製品では対応できません。
2メートル以上に対応できる製品を選ぶ必要があります。
間口の幅についても同様です。
幅2.5メートルの玄関に設置したい場合、パネル幅が最大1メートルの製品では複数枚を連結する必要があります。
パネル幅が3メートルの製品であれば、1枚で済むため設置も簡単です。
設置場所のサイズを確認する際のポイントは以下のとおりです。
- 間口の幅を正確に測定する
- 想定される最大浸水深をハザードマップなどで確認する
- 開口部の両端の壁や柱の構造を確認する
- 床面の状態(平坦かどうか、素材は何か)を確認する
これらの情報をもとに、適切なサイズの止水板を選定しましょう。
不明な点があれば、メーカーや施工業者に相談することをおすすめします。
操作性と設置のしやすさ

止水板は、緊急時にすぐに設置できることが重要です。
いくら止水性能が高くても、設置に時間がかかっては意味がありません。
設置作業にかかる時間は、製品によって大きく異なります。
マグネット式で数秒で設置できる製品もあれば、ねじ固定式で10分以上かかる製品もあります。
設置箇所が多い場合は、トータルの作業時間も考慮する必要があります。
操作性を確認する際のチェックポイントは以下のとおりです。
| チェック項目 | 確認すべき内容 |
|---|---|
| 設置にかかる時間 | 1人で何分程度で設置できるか |
| 必要な人数 | 1人で設置可能か、複数人が必要か |
| 必要な工具 | 特別な工具が必要か、素手で設置できるか |
| 重量 | 1枚あたりの重さ、持ち運びやすさ |
| 設置訓練の必要性 | 事前に練習が必要か、直感的に操作できるか |
特に、高齢者や女性が設置作業をおこなう可能性がある場合は、軽量で操作が簡単な製品を選ぶことが重要です。
また、定期的に設置訓練をおこない、いざというときに慌てず対応できるよう準備しておきましょう。
コストと耐久性のバランス

止水板の価格は、タイプや仕様によって大きく異なります。
安価な製品を選びたい気持ちはわかりますが、コストだけで判断するのは危険です。
一般的な価格帯の目安は以下のとおりです。
| タイプ | 価格帯の目安 |
|---|---|
| ウォール型(樹脂製) | 数万円〜 |
| 脱着式(アルミ製) | 5万円〜30万円程度 |
| 起伏式・自動昇降式 | 数十万円〜数百万円 |
| シャッター式 | 数十万円〜 |
価格が安い製品は、止水性能や耐久性が劣る場合があります。
また、設置できる高さや幅に制限があることも多く、想定した浸水を防げない可能性があります。
一方で、高価な製品が必ずしも最適とは限りません。
設置場所や想定する浸水規模に対して、オーバースペックな製品を選ぶと無駄なコストがかかります。
耐久性についても確認が必要です。
止水板は長期間にわたって使用する設備であり、10年以上使い続けることも珍しくありません。
素材の耐久性や、ゴムパッキンの寿命、メンテナンス費用なども考慮して選定しましょう。
コストパフォーマンスを判断する際は、初期費用だけでなく、メンテナンス費用や耐用年数も含めた総合的なコストで比較することが大切です。
導入実績と口コミ・評判

止水板を選ぶ際には、製品の導入実績やメーカーの信頼性も重要なポイントです。
実績のあるメーカーは、品質や安全性について確かな実績を持っています。
確認すべきポイントは以下のとおりです。
- 企業や公共施設での導入実績
- 実際の水害時に効果を発揮した事例
- 第三者機関による性能試験の結果
- JIS規格への適合状況
導入実績が多い製品は、さまざまな現場で効果が実証されている証拠です。
特に、過去の水害時に実際に浸水を防いだ実績があれば、信頼性は高いといえます。
また、すでに止水板を導入している方の口コミや評判も参考になります。
実際に使用した方のレビューには、カタログやWebサイトだけではわからない情報が含まれていることがあります。
設置のしやすさ、実際の止水性能、アフターサポートの対応など、リアルな声を参考にしましょう。
ただし、口コミは個人の主観が含まれるため、複数の情報を総合的に判断することが大切です。
止水板の代表的メーカーと製品比較

止水板を製造・販売しているメーカーは数多くあります。
タイプによって参入しているメーカーの傾向が異なり、それぞれに特徴があります。
ここでは、止水板のタイプ別に代表的なメーカーを紹介します。
ウォール型の主要メーカー
ウォール型止水板は、一般的に樹脂製の既製品が多く、比較的安価に導入できるタイプです。
防災関連製品を開発している企業や、樹脂(プラスチック)メーカーなどが参入しています。
| メーカー名 | 概要 |
|---|---|
| 日大工業 | プラスチック建材製品の企画・販売をおこなうメーカー。止水板以外にも住宅用建材を幅広く展開 |
| フジ鋼業 | 防災用品の製造開発をおこなうメーカー。止水板「Flood Guard」シリーズを展開 |
| NOAQ | スウェーデンの洪水防止製品メーカー。組み立て式の止水板で広範囲の浸水対策が可能 |
ウォール型は既製品として市販されているため、比較的安価に入手できます。
連結して広範囲に対応できる製品も多く、柔軟な使い方が可能です。
ただし、設置場所に合わせたオーダーメイドではないため、すき間からの漏水リスクは脱着式より高くなる傾向があります。
脱着式の主要メーカー
脱着式止水板は、シャッターメーカーやアルミ建材メーカーなど、金属製の建材を扱う企業が多く参入しています。
現在、最も普及しているタイプであり、選択肢も豊富です。
| メーカー名 | 概要 |
|---|---|
| 鈴木シャッター | 防火・防水・防犯シャッターを展開する老舗メーカー。「アピアシャット」など止水板製品を展開 |
| 三和シャッター | 多様な建築物のシャッター・ドアなどスチール建材を製造。止水板も幅広くラインナップ |
| KTX | 自動車内装金型で培った技術力を活かし、高品質な防災製品を提供。累計2,500枚以上の設置実績 |
| キッスビー三興建設 | 設置工事不要の「みずどめくん2」を展開。支柱やレール工事なしで簡単設置 |
| 中部美化企業 | 「ウォーターシャッター」を展開。柱を介して無制限に止水壁を構築可能 |
| UACJ | 国内シェアNo.1のアルミメーカーが製造する「水用心」。高い止水性とコストパフォーマンスが特徴 |
脱着式は設置場所の間口に合わせてオーダーメイドで製作できる製品が多く、さまざまな建物に対応できます。
メーカーによって価格や性能、アフターサポートに違いがあるため、複数社を比較検討することをおすすめします。
据え付け型の主要メーカー
据え付け型(起伏式・自動昇降式含む)は、設置工事が必須となるため、建設会社や大手シャッターメーカーが参入しています。
| メーカー名 | 概要 |
|---|---|
| アイガー産業 | 設計から施工まで一貫対応する建築工事メーカー。浮上式止水板を展開 |
| 文化シヤッター | ガレージ用・窓用シャッター、止水製品を製造販売する大手メーカー。起伏式や扉式など多彩な製品をラインナップ |
| 日本ピット | スライド式やスイング式など多様な止水板を製造。公共施設への導入実績が豊富 |
据え付け型は導入コストが高くなりますが、自動で対応できる利便性や高い止水性能が魅力です。
大規模施設や公共施設での採用が多く、導入を検討する際は施工実績が豊富なメーカーを選ぶことが重要です。
設置場所別おすすめの止水板

止水板を選ぶ際には、設置場所の特性を考慮することが重要です。
同じ建物内でも、玄関、駐車場、地下施設など、場所によって最適な止水板のタイプは異なります。
ここでは、設置場所別におすすめの止水板タイプを紹介します。
玄関・出入口向け

玄関や建物の出入口は、日常的に人が出入りする場所です。
そのため、普段は通行の妨げにならず、緊急時に素早く設置できる止水板が適しています。
玄関・出入口におすすめの止水板タイプは以下のとおりです。
| タイプ | おすすめ度 | 理由 |
|---|---|---|
| 脱着式 | ◎ | 普段は保管しておけて通行に支障なし。設置も比較的簡単 |
| スイング式 | ◎ | 瞬時に設置可能。保管場所も不要 |
| シート式 | ○ | 軽量で手軽。補助的な対策としても有効 |
一般住宅の玄関であれば、脱着式やスイング式が使いやすいでしょう。
間口が狭い場合は1枚のパネルで対応でき、設置も1人でおこなえます。
店舗やオフィスビルのエントランスなど、間口が広い場合は複数枚のパネルを連結するか、スライド式を検討するとよいでしょう。
駐車場・シャッター前向け

駐車場やシャッター前は、間口が広いことが多く、車両の出入りがあるため特殊な対応が必要です。
また、シャッターとの組み合わせも考慮する必要があります。
駐車場・シャッター前におすすめの止水板タイプは以下のとおりです。
| タイプ | おすすめ度 | 理由 |
|---|---|---|
| 脱着式(連結タイプ) | ◎ | 複数枚を連結して広い間口に対応可能 |
| シャッター式 | ◎ | 高水位にも対応。既存シャッターとの交換も検討価値あり |
| スライド式 | ○ | 素早い設置が可能。戸袋スペースがあれば有効 |
駐車場の出入口は間口が3メートルを超えることも珍しくありません。
脱着式の場合は、中間支柱を使って複数枚のパネルを連結する方法が一般的です。
シャッターが設置されている場所では、止水機能付きシャッターへの交換を検討するのも一案です。
通常のシャッターとして使いながら、浸水時には止水板として機能するため、二重の効果が期待できます。
地下施設・半地下向け

地下施設や半地下は、地上部分より低い位置にあるため、浸水リスクが特に高い場所です。
一度浸水が始まると被害が大きくなりやすいため、確実に機能する止水板の選定が重要です。
地下施設・半地下におすすめの止水板タイプは以下のとおりです。
| タイプ | おすすめ度 | 理由 |
|---|---|---|
| 起伏式(自動昇降式) | ◎ | 自動で対応できるため、無人時でも安心 |
| 固定式 | ◎ | 常時設置で確実に止水。重要施設に最適 |
| 脱着式(高さ対応製品) | ○ | 2段重ねで高い浸水にも対応可能 |
地下施設への階段入口やエレベーター前は、特に注意が必要です。
水が流入すると短時間で地下全体が浸水する危険性があるため、起伏式や固定式など、確実に機能するタイプを選ぶことをおすすめします。
自動昇降式であれば、夜間や休日など人がいない時間帯でも自動的に浸水を防いでくれます。
コストはかかりますが、地下施設に重要な設備がある場合は検討する価値があります。
止水板の設置とメンテナンスの注意点

止水板は設置して終わりではありません。
正しく機能させるためには、適切な設置条件を満たすとともに、定期的なメンテナンスが欠かせません。
ここでは、止水板を長期間にわたって効果的に使用するための注意点を解説します。
正しく機能させるための設置条件

止水板がその性能を発揮するためには、いくつかの条件を満たす必要があります。
設置条件が不適切だと、期待した止水効果が得られない可能性があります。
以下は、止水板を正しく機能させるための設置条件です。
| 条件 | 確認すべきポイント |
|---|---|
| 床面の状態 | 平坦であること、傾斜や凹凸がないこと |
| 壁面・柱の構造 | ガイドレールや支柱を固定できる強度があること |
| すき間の有無 | 止水板と床面・壁面の間にすき間がないこと |
| 固定の確実性 | 止水板がしっかり固定され、水圧でずれないこと |
| 周辺の排水 | 漏水した水を排水できる経路があること |
床面に傾斜や凹凸があると、底部のシール材が密着せず、すき間から水が浸入してしまいます。
設置前に床面の状態を確認し、必要に応じて補修をおこなうことが大切です。
また、壁面や柱にガイドレールを固定する場合は、十分な強度があることを確認してください。
強度が不足していると、水圧によってガイドレールが外れたり、壁が損傷したりする危険性があります。
止水板は完全に水を止めるものではなく、わずかな漏水は発生します。
漏水した水を排水ポンプなどで処理できる経路を確保しておくことも重要です。
性能を維持する定期点検のポイント

止水板の性能を長期間にわたって維持するためには、定期的な点検とメンテナンスが欠かせません。
点検を怠ると、いざというときに正常に機能しない可能性があります。
定期点検で確認すべきポイントは以下のとおりです。
- ゴムパッキンの劣化状況(ひび割れ、硬化、変形がないか)
- 本体パネルの損傷(へこみ、ゆがみ、腐食がないか)
- ガイドレールや支柱の状態(ゆるみ、錆がないか)
- 固定金具の動作(スムーズに動くか)
- 保管状態(直射日光や雨に当たっていないか)
ゴムパッキンは止水性能を左右する重要な部材です。
一般的に10年から15年程度で交換が必要といわれていますが、保管状態によっては早期に劣化することもあります。
年に1回以上は状態を確認し、劣化が見られる場合は早めに交換しましょう。
点検の目安となる頻度は以下のとおりです。
| 点検項目 | 推奨頻度 |
|---|---|
| 外観の目視点検 | 年1〜2回 |
| ゴムパッキンの状態確認 | 年1回 |
| 設置訓練(動作確認) | 年1回以上 |
| 専門業者による点検 | 2〜3年に1回 |
設置訓練は特に重要です。
定期的に設置訓練をおこなうことで、いざというときにスムーズに設置できるようになります。
同時に、止水板の動作確認もできるため、不具合の早期発見にもつながります。
使用後は止水板を水道水で洗い流し、十分に乾燥させてから保管してください。
汚れや異物が付着したまま保管すると、ゴムパッキンの劣化を早める原因になります。
浸水対策には止水板「水用心」がおすすめ!

ここまで止水板の種類や選び方について解説してきましたが、具体的にどの製品を選べばよいか迷っている方も多いのではないでしょうか。
そこでおすすめしたいのが、国内シェアNo.1のアルミメーカーUACJが製造する止水板「水用心」です。
「水用心」は、高い止水性能と導入しやすい価格を両立したアルミ製止水板です。
世界トップクラスのアルミニウム総合メーカーが自社工場で一貫生産しているため、品質の高さとコストパフォーマンスの両方を実現しています。
「水用心」の主な特徴は以下のとおりです。
| 特徴 | 詳細 |
|---|---|
| 止水性能 | JIS A 4716 Ws-3クラス相当(土のうの約100倍) |
| 重量 | 約6キログラムからの軽量設計(高さ450ミリ×幅1,000ミリで約6キログラム) |
| 設置時間 | 1人で約1分で設置可能 |
| 対応サイズ | 高さ最大1.1メートル、幅最大15メートル程度まで対応 |
| コスト | 他社比約20〜90%のコストカットを実現 |
| 品質保証 | 1年間のメーカー保証付き |
「水用心」の強みは、自社工場での一貫生産によるコスト削減です。
原材料調達から製造・品質管理まで全工程を最適化し、中間マージンを排除することで、他社製品と比べて大幅なコストダウンを実現しました。
高さ350ミリ×幅1,000ミリのサイズであれば、50,600円(税込)から導入可能です。
また、京都大学との共同実験で性能を実証しており、浸水深さ2メートルでの強度テストや動水実験など、あらゆる角度から止水板として求められる性能を確認しています。
設置方法も複数用意されており、ダブルクリップ仕様、落とし込み(ノブボルト)仕様、落とし込み(ハンドル)仕様、マグネット仕様から、設置場所に合わせて選べます。
写真とサイズを送るだけで設置可否と概算見積がわかるため、導入を検討している方は気軽に相談することができます。
全国対応で、即日から4日以内で見積もりに対応しています。
地域によっては補助金を活用できる場合もありますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
まとめ

本記事では、止水板の種類や仕組み、選び方からおすすめメーカーまで、浸水対策に必要な情報を網羅的に解説してきました。
止水板には固定式、脱着式、起伏式、スライド式、スイング式、シャッター式、シート式の7つの主要タイプがあり、それぞれに特徴やメリット・デメリットがあります。
最適な止水板を選ぶためには、設置場所と開口部のサイズ、操作性と設置のしやすさ、コストと耐久性のバランス、導入実績と口コミ・評判の4つのポイントを確認することが大切です。
近年、ゲリラ豪雨や台風による浸水被害は増加傾向にあり、どこに住んでいても水害のリスクはゼロではありません。
大切な住まいや店舗、工場などを守るために、早めの浸水対策をおすすめします。
止水板は土のうと比べて軽量で設置が簡単、止水性能も高く、繰り返し使用できるため、長期的に見てもコストパフォーマンスに優れた浸水対策製品です。
本記事を参考に、ご自身の建物に最適な止水板を選び、万全の水害対策を進めてください。
浸水対策でお悩みの方は、高品質かつ低コストな止水板「水用心」の導入をぜひご検討ください。



