| クライアント名 | 某公共施設 様 |
| 所在地 | 東京都江戸川区 |
| 施工期間 | 2日 |
| 箇所数 | 2箇所 |
| 設置場所 | 大型施設・建物 |
| 間口 | 730cm |
| 高さ | 55cm |
| 費用目安 | お問い合わせください |
| 施工者 | 三恵工業 |
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設置導入の背景
今回のクライアント様(東京都江戸川区の某公共施設様)が立地する江戸川区は、荒川・江戸川・東京湾に囲まれ、公式資料でも区の陸域の約7割が満潮時の水面より低い「海抜ゼロメートル地帯」とされる、全国屈指の浸水リスク地域です。大型施設は多くの人が利用し、災害時には地域の拠点にもなり得るため、浸水による機能停止は避ける必要があります。今回は間口730cm(7.3m)という広い開口部に加え、出入り口が円形(丸柱)の柱で仕切られているという条件がありました。丸柱は平らな壁と違い止水板の端部を密着させにくいため、この納まりをどう確実に処理するかが導入の大きな課題でした。
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Before construction
施工前の状態
施工前の出入り口は、間口約730cm(7.3m)の広い開口部で、両脇や中間に円形(丸柱)の柱がある構造でした。止水設備は設けられておらず、まとまった雨で敷地側に水がたまると、そのまま施設内へ流れ込む恐れがありました。特に江戸川区のようなゼロメートル地帯では、いったん浸水すると自然には水が引きにくく、被害が長引きやすい傾向があります。止水対策上の難所は柱の形状で、平らな面であれば止水板の端部を面で密着させられますが、円形の柱は接触が線に近くなり、すき間が生じやすくなります。7.3mの広い開口部を、この丸柱の形状に合わせてすき間なく止水できる対策が求められる状況でした。
Before construction
施工内容
間口730cm・高さ55cmに合わせ、アルミ製の着脱式止水板「水用心」を設置しました。7.3mの広い開口部は1枚では支えられないため、複数のパネルを横に連結し、途中に中間支柱を立てて受ける構成としています。最大のポイントは端部の納まりで、円形(丸柱)の柱側には端部支柱を設け、柱の形状に合わせてパネルの端をしっかり受け止めることで、すき間からの漏水を防ぎました。高さは55cmと標準的なため段積みや方杖は用いず、中間支柱・端部支柱で支える1段構成としています。今回は設置箇所が2箇所にわたり、施工者は弊社(三恵工業)が担当。採寸から取り付けまでを2日かけて丁寧に仕上げました。
manager
現場施工管理者からのコメント

浸水対策専門家(一級建築施工管理技士:監理技術者)
酒井啓且
今回いちばん気を配ったのは、円形(丸柱)の柱への納まりです。平らな壁なら止水板の端部を面で密着させられますが、丸柱は接触が線に近くなり、そのままではすき間ができてしまいます。そこで端部支柱を用い、柱の形状に合わせて端をしっかり受けることで、確実に止水できるようにしました。間口7.3mと広く、しかも2箇所の施工だったため、それぞれの柱位置や寸法を正確に採寸することを徹底しています。江戸川区は区の約7割がゼロメートル地帯で、浸水が長引きやすい地域です。公共施設として多くの方が利用されることも踏まえ、確実性を第一に2日かけて仕上げました。柱の形状が難しい開口部の浸水対策も、三恵工業へお気軽にご相談ください。





