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介護施設の玄関に浸水対策で止水板を設置

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クライアント名住宅型有料老人ホームH 様
所在地静岡県
施工期間1日
箇所数3 箇所
設置場所玄関、入り口
間口cm
高さcm
費用目安お問い合わせください
施工者三恵工業

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設置導入の背景

近年、台風や集中豪雨による浸水被害が全国で相次いでおり、静岡県内でも大雨への備えが課題となっています。
今回のクライアントである住宅型有料老人ホームでは、入居されている高齢者の多くが自力での避難や上階への移動が難しく、いったん建物内へ浸水すると入居者の安全確保が困難になります。
命をお預かりする施設として、水が建物へ流れ込む前の「水際」で食い止める浸水対策が求められており、平常時の出入りを妨げず、緊急時にすばやく設置できる止水板の導入をご検討いただきました。

Before construction

施工前の状態

浸水対策を行う玄関や掃き出し窓は間口が広く、地面との段差もほとんどないため、道路や敷地からあふれた水がそのまま建物内へ流れ込みやすい状態でした。特に玄関は入居者やご家族、スタッフが日常的に出入りするため、常設の壁などで塞ぐことはできません。
こうした開口部の浸水対策には土のうが用いられることもありますが、設置に人手と時間がかかり、緊急時に施設スタッフだけで迅速に対応するのは容易ではありません。有事の際にすばやく確実に開口部を守れる仕組みが必要とされていました。

Before construction

施工内容

玄関・入り口を中心とした計3箇所に、アルミ製の着脱式止水板「水用心」を設置しました。
開口部の両側に受け金具(支柱)を固定し、必要なときにパネルを差し込むだけで止水ラインを立ち上げられる構造です。
軽量なアルミ製のため短時間で設置・撤去ができ、平常時はパネルを取り外して普段どおり出入りが可能です。
施設の外観やバリアフリー動線を損なわないよう、各開口部の間口・高さに合わせて製作しました。
3箇所すべての施工を1日で完了し、施設の運営を止めることなく浸水対策を導入いただけました。

manager

現場施工管理者からのコメント

浸水対策専門家(一級建築施工管理技士:監理技術者)
酒井啓且

今回は入居者の皆さまの安全に直結する施設でしたので、確実に水を止められることはもちろん、日々の出入りやスタッフの使いやすさを重視してご提案しました。介護施設では緊急時にスタッフが対応する場面も多いため、力の弱い方でも短時間で設置できる点を大切にしています。設置場所ごとに開口部の条件が異なりましたが、現地を丁寧に採寸し、3箇所すべてをしっかり納めることができました。大切な入居者の暮らしを水害から守るお手伝いができ、大変うれしく思います。