| クライアント名 | 株式会社 U 様 |
| 所在地 | 愛知県岡崎市 |
| 施工期間 | 1日 |
| 箇所数 | 1 箇所 |
| 設置場所 | テナントビルの店舗入り口 |
| 間口 | 157cm |
| 高さ | 65cm |
| 費用目安 | 30万円 |
| 施工者 | 三恵工業 |
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設置導入の背景
ご相談をいただいたのは2026年6月、梅雨と台風シーズンを目前に控えた時期でした。オーナー様はご自身が保有するテナントビルの1階で店舗を営んでいる借主様のために、「大切な店舗を絶対に浸水させたくない」という切実なご要望をお持ちでした。岡崎市は矢作川や伊賀川をはじめ多くの河川を抱える地域で、2008年の「平成20年8月末豪雨」では気象庁岡崎観測所で観測史上最大の時間雨量146.5mmを記録し、床上・床下浸水が3,000棟以上に及ぶ甚大な被害が出ています。加えて当該店舗は、入口が周囲の通路より一段低い構造のため雨水が流れ込みやすく、日常の出入りを妨げない確実な浸水対策が求められていました。
Before construction
施工前の状態
施工前の店舗入口は、来店客が数段下りて入る両開きのガラスドアでした。入口の床面が前面の通路やスロープよりも低い位置にあるため、豪雨時には周囲の雨水が自然と入口へ集まり、ドア下端の隙間から店内へ流れ込むリスクを抱えていました。特に間口は157cmと開口が広く、既存の建具だけでは水を止める手立てがない状態です。土のうを積む方法も考えられますが、設置・撤去に手間がかかるうえ、隙間からの浸水を防ぎきれません。営業を止めず、いざという時にすばやく確実に水を止められる恒久的な対策が必要な現場でした。
Before construction
施工内容
対策として、UACJ製アルミニウム合金の着脱式止水板「水用心(MIZUYOJIN)」を採用しました。間口157cm・高さ65cmのサイズで、開口部の両側に固定用の支柱(受け枠)を設置し、パネル本体はレバー式のロック金具で着脱できる仕様です。アルミ製で錆びに強く、平常時は取り外して保管できるため、店舗の景観や普段の出入りを妨げません。施工は下地・寸法の確認から支柱の固定、パネルの建て込みまで含めて1日で完了。費用目安は30万円です。開口の広い入口でも隙間からの漏水を抑える構造で、豪雨時に短時間で設置して店舗を守れる体制を整えました。
manager
現場施工管理者からのコメント

浸水対策専門家(一級建築施工管理技士:監理技術者)
酒井啓且
今回の現場は入口が周囲より一段低く、雨水が集まりやすい立地でした。そのため、まず開口部の寸法と床の状態を丁寧に採寸し、隙間が生じないよう支柱の固定位置を細かく調整しています。間口157cmと広めでしたが、1枚のアルミパネルで対応することで、着脱の手間と収納スペースを最小限に抑えました。引き渡し時にはオーナー様ご自身にレバーを操作していただき、その場で着脱を体験していただいています。「問い合わせから採寸、施工まで一貫して任せられて安心した」とのお声もいただきました。止水板は付けて終わりではなく、いざという時に確実に使えることが何より大切だと考え、日頃の設置手順までお伝えしています。







