| クライアント名 | H株式会社 様 (匿名希望のため) |
| 所在地 | 市 |
| 施工期間 | 1日 |
| 箇所数 | 1 箇所 |
| 設置場所 | 企業ドア建物出入り口 |
| 間口 | ー m |
| 高さ | ー m |
| 費用目安 | ー 万円〜 |
background
設置導入の課題と背景
近年、ゲリラ豪雨や台風による局地的な浸水被害が全国的に増加しており、本施設でも過去に出入口からの雨水流入が懸念されていました。
特に道路面と建物床面の高低差が小さい出入口は、冠水時に水が直接室内へ流れ込むリスクが高く、
内部の電気設備や什器への被害、業務停止が大きな課題でした。
一方で、出入口は日常的に人や荷物が頻繁に通行するため、常設の段差や重い設備は避けたいという要望もありました。
そこで、平常時は取り外して通行性を確保でき、必要時のみ素早く設置できる着脱式の止水対策が求められ、
軽量で扱いやすいアルミ製止水板「水用心」の導入を検討することとなりました。
【玄関の浸水対策に止水板の設置をご検討されている方はこちらのサービスページをご覧ください】
Before construction
施工前の状態
施工前は、出入口に浸水を防ぐための設備が一切設置されていない状態でした。
床面はほぼ屋外路面とフラットに近く、扉下端と床の取り合い部にも止水性能はなく、
豪雨時には雨水が容易に建物内へ侵入しうる構造となっていました。
出入口の左右にはサッシや壁柱、扉枠があり、止水板を固定するための支柱受けや戸当たりが必要となる箇所も確認されました。
また、設置部周辺の床面・壁面には経年による微細な凹凸や勾配が見られ、
止水板を密着させるためには下地の状態確認と取付位置の精密な採寸が不可欠でした。
通行の支障とならない納まりも併せて検討する必要がありました。
Before construction
施工内容
出入口の開口寸法と床・壁面の状態を採寸したうえで、開口部に合わせたアルミ製着脱式止水板「水用心」を設置しました。
両側の壁・柱面には止水板を受けるための支柱(受け金具)を取り付け、ボルトでしっかりと固定。
床面との取り合い部および側面には止水ゴム(パッキン)を装着し、水圧がかかっても水の侵入を防ぐ構造としています。
設置後は実際に止水板を着脱し、開口部への嵌合具合や密着性、施錠(締め付け)動作を確認。
平常時は取り外して立てかけ保管でき、浸水のおそれがある際は短時間で設置・固定できることを確認しました。
最後に各部のシール処理と動作確認を行い、施工を完了しています。
manager
現場施工管理者からのコメント

浸水対策専門家(施工管理技士1級)
酒井啓且
今回の現場は、出入口ごとに開口寸法や床・壁の取り合いが異なっていたため、一台ずつ正確な採寸を行い、現場に合わせた納まりを心がけました。
特に止水ゴムの密着性は止水性能を左右する重要なポイントですので、床面の微妙な勾配や凹凸を確認しながら受け金具の取付位置を慎重に調整しています。
お客様からは「平常時は取り外せて通行の邪魔にならず、いざという時はすぐに設置できる」という点をご評価いただきました。止水板は設置して終わりではなく、いざという時に確実に機能することが何より大切です。施工後は着脱方法や保管のポイントもご説明し、安心してお使いいただける状態でお引き渡しいたしました。




